和歌山 ー 日本語

Day Two:

10-27-13 日曜日

5時に目覚まし時計が鳴り、二人で急いでメークとヘアに向かう。スタイリストが待っていて、先にエルサのボサボサの髪を切り揃える。その間私は部屋に戻り荷造りをして朝ごはんを食べたらすぐ出発で切るように備える。エルサのところへ戻ると、「切り揃える」といより本格的なヘアカットになっていて、とても素敵になっていた。CIMG8297

 

スタイリストはかなりの有名人のカットもしているようだ。その中に女優のAoi Yuもいるが(この名前は母音を全部含んだ名前だ。)スタイリストのArai-sanはハワイから戻ったばかりで、気温差がかなりのショックだと言っている。エルサが終わるまで、畳の上で朝の腹筋運動をしてみるが、あとでこのお陰で尾てい骨あたりが赤くすり切れていることに気づき、後悔する。

私の髪はフランス風の三つ編みにまとめあげてほんのちょっとのメークで、もう終わり。簡単な朝食後に全員ヴァンに乗り込み高野山にある有名なお寺まで運転して今回初めての撮影のモデルを務める。

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この辺りの宿泊プランを提供しているお寺の一覧表は、http://eng.shukubo.netにあり。または、下記リンクをクリック:

高野山真言宗 総本山金剛峯寺

到着すると、カメラマンは準備オッケー。早朝なので境内には他に殆ど人が居ないので、混んで来る前にほんのり陽が当たる中たくさんの撮影をこなす。CIMG8309

撮影が終わると、単調なお経が聞こえて来る方向に行って見るとサフラン色の僧侶が大勢が境内のあちらこちらで敬意を表している姿をみる。朝の御勤めを下駄を響かせながら整列したまま要所要所で敬礼しお経を唱えて次に進んで行く。

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高野山での撮影が終わると、くねくねと曲がる山道をかなり長いあいだ運転して古来からある温泉である龍神温泉にたどり着く。ニコニコ顔の店主がお辞儀して出迎えてくれる。ここでも撮影だが、背景に温泉の浴衣を纏った女性二人がタオルを膝の上にのせて座らされる。エルサと私は旅館の正面をカメラに向かって歩き、沢山の写真が撮られる。まだ寒い朝の空気の中に素足と下駄で縁台に座らせられている女性が気の毒になり、手を温めるためのカイロを渡す。龍神温泉に浸かる時間の余裕はなし、又次回かな。waka_ryujinonsen

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又ヴァンに乗り込み、高野山での撮影に戻る途中で小さな食べ物屋さんで昼食をとる。私は「月見そば」にする。まるで黄色い月が暗い蕎麦の空に浮かんでいるように見える。

食べてから、エルサと二人で近くの吊り橋を渡って流れる水の上まで出て行く。吊り橋の板がふわふわ動く。

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お昼に食べたお蕎麦が悪かったのか、私を含む何人か腹痛と消化不良をおこす。ホテルに向かう山道のドライブは惨めな感じになり、私は目を上に向けて窓の外を見るようにして気分が悪いのを凌いだ。

ようやくホテルについて、荷物を降ろし、夕食へ向かう。店のおじさんとおばさんはやさしく、食べ物もおいしい。特にサラダが有り難く、又口の中で溶けるような柔らかな牛肉は良かった。エルサと私は先に失礼して、早くシャワーに入って床につくことを目ざした。部屋では嬉しいことにインターネットに接続出来ることを発見、私はメールに目を通す。エルサは友達と電話し始める。まあ、全体良い一日だった。CIMG8317

よく働くスタッフの皆さんの名前を覚えるのに苦労している。Misaki-san とSayaka-san, Miyuki-san (私と同じ年), Arai-san; (メーク); Morikawa-san; (カメラマン).

 

Day One:

10-26-13 土曜日

娘と私の冒険はオーディションから始まった。JR西が求めていたのは普通の平均的な中年の外人女性。その役目は考古学学者が娘と二人で和歌山県の世界遺産を旅すること。特にスポットライトを当てたいのは古来からの巡礼ルートとのこと。面白そうなので、オーディションに行ってみる。娘の一人も一緒に雇いたいとのこと、気がつけばうちの17歳の次女と私が雇われている。普通な親子と思われているので、そのふりをしておく。

ユネスコの「紀伊山脈の巡礼ルート及び聖地」のページへリンクする。

それぞれ学校と仕事先に休ませてもらえるよう頭を下げ、さあ出発。10月26日の土曜日、5時起きで6時15分には家を出る。最寄りの多摩駅まで大雨の中。タクシーという手もあるが、私は前もって計画する人ではなくて、しかもそれは弱虫のやる事だと思っている。山登り用の服とハイキングブーツという楽なかっこうでラッキー!。

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モデル事務所の代表が品川の新幹線駅で待ち合わせてくれて、私達が間違ったホームに行かないように案内してくれる。優しく親切で、一緒に私達の冒険に参加したいと言う。 写真をちょっと撮るが、来年の何処かで。

JR西が広告キャンペーンをするまで、私達も一切公表してはならないことを知る。キャンペーンが始まってから、宣伝用のポスターを貰えるようだ。そうか、撮られている写真はウエブに載るだけで無く。。。。駅な どでポスターなどに出くわす訳か。そう考えると、ちょっとゾッとする気持ちになる。

JR西日本は和歌山県の中と周りに電車をはしらせている。

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今、これを書きながら高速の新幹線に乗っている。外は曇り、京都に向かっている。水田、溢れそうな川、そして竹やぶの中を次々と抜けていく。エルサは頭をテーブルの上にもたげて眠っている。二人とも荷物はすくない。娘のかばんには画材と衣服が入っているのだろうか。

下記のリンク先は私達が旅する和歌山、奈良、そして三重県の地図になる

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午後

昼食はガストで勢い良く美味しく頂き、また3台のヴァンに乗り込む。総勢13人も撮影の為に乗り込むのが不思議に思えるが、後でもっと人数が増えることを知る。なぜ?いったい、そんなに仕事があるようには思えず、不思議に感じる。

和歌山の高野山を登り始めるまえに、スーパーに寄って果物とナッツ類を調達しておく。そして、水を何本も。そろそろ娘と私に仕事をさせてくれるのか?ここまで、ぶらぶらして食べて、日本語を練習しているだけだ。お陰で随分勉強は出来て、エルサは「絵に夢中」というような表現も覚えた。車の中で自分のスケッチブックをスタイリストの皆さんに見せて褒められている。娘の御馴染みの漫画は皆が知っているようだ。

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宿泊する素敵なお寺風の旅館に到着、和式の部屋に泊まることになる。さっと翌日の撮影用の衣装を試着するだけで、あとは解散。

 

Interior Garden of Ryokan

Interior Garden of Ryokan

旅館内の庭

Ryokan Room Interior

Ryokan Room Interior

個室内

一日充分リラックス出来たので、散歩に出かける。夕日に輝くお寺や紅葉始めた木を眺める。林の奥に導いてくれそうな小道は折れた木の枝や濡れた下生えに阻まれている。仕方が無いから、観光客用の道を町中に向かって歩く。中々魅力的な散歩道が続く。

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夕食に間に合うようにもどり、野菜中心のご馳走にありつく。品数が多く、目を楽しませてくれるご馳走だ。各自に鍋とキノコを焼く小型の火鉢まで与えられる。なべの中には紅葉した紅葉の形のおふが浮かぶ。ため息が出るほど美しい。

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日本食にまつわる笑い話を幾つかする。たとえば、友達がはじめてざるそばを食べたとき、つゆをコカコーラと間違いて、いっきに飲んでしまったとか。または、年配の友人アルマさんがはじめてわさびと出会った時、いっきに固まりを口に入れてしまった時の話など。かなりのショックだったが、その後も長生きをしている。

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温泉につかって、もう眠くなる。まだ午後8時だが、明日は5時起きで6時半には出発。エルサは押し入れの中に入ってしまい、毛布をかぶったまま誰かと電話している。早く出て来て、もう寝て欲しいものだ。

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